残暑お見舞い申し上げます。
夏休みをいただいております暮しごと舎ですが、先日1回目の買付けに行ってきました。
早朝に出発して、車中打合せをしながら5.5時間ひたすら西に走って気持ちいい山間の丹波篠山へ
山の斜面にいくつもの窯元が立ち並ぶ、丹波立杭焼の里です。
開店当初からお付き合いいただいている、俊彦窯さんと丹窓窯さんを久しぶりに訪問です。
風が気持ちよく、、窓から心地よい自然の風が吹き抜けていくうらやましい環境でした。
俊彦窯さんはちょうど窯出しの日で、アツアツの焼き立て?をあれこれ選ばせていただきました。
53年間「糠釉」を追究してきた清水俊彦さんは、やさしい笑顔で迎えてくれ作業風景も見せていただきました。
また、奥様の温かいおもてなしが居心地良く、ついつい長居してしまいました。
帰り際、「遠いから気を付けてね」とお茶を持たせてくれて、ご夫婦で見送っていただき、本当にあたたかい時間でした。
もう一軒の丹窓窯さんは、お野菜のケーキとお茶をご用意くださり、、女性ならではの丹波と遠州の食文化の違いに、おしゃべりが盛り上がりながら、あれこれ楽しく買付けをさせていただきました。
8代目の市野茂子さんのスリップウエアが並ぶギャラリーは、とっても素敵な空間でみんな連れて帰りたいのに、その中から選ばなければいけないことに苦しみながら、今回も素敵なうつわを連れて帰ることができました。
このお仕事をしていなかったら俊彦窯さんとも丹窓窯さんとも、こんなにゆっくりお話しさせてもらう事はなかったと思います。
窯元さんのお仕事や人柄に触れ、素敵なうつわをお店に連れて帰り、うつわが好きなお客様のお宅の食卓に繋げられる私たちは
とても幸せなお仕事をさせていただいているのだと、つくづく感じながら丹波の余韻たっぷりに帰路につきました。